「共謀罪」という言葉を知っていますか？共謀罪というのは、一言でいえば、あなたが何もしなくても犯罪者になってしまう法律です。普通、犯罪というのは、犯罪行為があってから犯人が逮捕・処罰されるものですが、共謀罪の場合には、犯罪行為どころか犯罪の意思がなくても、「犯人」を逮捕・処罰することができるのです。たとえば、友達と一緒にキノコの図鑑を見ているだけで、毒キノコによる殺人罪が適用されて、誰も死んでいないのに5年以上の懲役を食らったり、マイケル・ジャクソンのコンサートで盛り上がっていたら、いきなり幼児虐待容疑で捕まってマスコミに鬼畜扱いされたり・・・なんてことも、あるかもしれません。（あまりにバカバカしいので、かえって現実感も危機感もわかないかもしれませんが、毒キノコの例は中村順英さんという弁護士の方が実際に引き合いにしていた話です。）
そんなこと言っても「共謀罪」で捕まるのは犯罪者とヤクザとサヨクだけでしょ？自分は関係ないよーと思っていませんか？確かに共謀罪は戦前の治安維持法とも言われていますから、国家に逆らわない人間ならとりあえず安全な気もしますよね。でも、ところで、あなたがこの前警察の交通キャンペーンで引っかかりそうになったのは、いつでしたっけ？警察が点数稼ぎに「共謀罪キャンペーン」を始めたら、あなただって立派な「犯罪者」に仕立て上げてもらえるかもしれません。
共謀罪法案は、今まで国会で2度廃案になっていますが、2006年9月26日から始まる秋の臨時国会で継続審議が行われます。現代の魔女狩り＋警察フリーハンド法である「共謀罪」を廃案にして、共謀罪を共謀した方々に民主的に散っていただくために、「共謀罪賛成議員落選運動」にぜひご参加ください！
では具体的に何をすればよいのか？それはとても簡単です。まず、あなたの選挙区あるいは興味のある議員に共謀罪の賛否を聞いてください。メール・ファックス・電話のどの方法でもよいですが、電話がもっとも有効かもしれません。名前や肩書きを名乗れる人はそのまま名乗ってください。それがいやならば、『有権者です』『国民です』『納税者です』といって自分の立場を表明しましょう。それで共謀罪賛成議員をリストアップし、すべての有権者に落選運動を呼びかけます。
議員の連絡先は、こちらからご覧いただけます。このサイトは特に当サイトとは関係ありませんが、もしあなたが教育基本法の改定にも反対であれば、まとめて議員に呼びかけをしてみるとよいと思います。
共謀罪賛成議員のリストアップは、もしあなたがブログやホームページを持っているなら、そこで紹介してください。それはちょっと・・・という人は、stopkyoubouzai*yahoo.co.jpまで（*を@に変えて）メールを送ってください。当サイトで落選運動を呼びかけます。リンク依頼も大歓迎です。（ただし管理人はときどき多忙なので、すぐには対応できないことがあります。ご了承ください。）
